引越しガイド:森 2009年01月30日
運送ではなく引越し業界に限定して申し上げるならば、土日に「毎週」休みをとることは難しいと思います。
それは、引越しをされる方が皆さん週末に集中されるからです。ただ、以前に比べて各業界とも土日が休みではない世の中になりました。ですから平日の休みに引越しをされる方も増えてきていますので、私が引越し業界に在籍していた頃よりは土日の休みも取りやすいのかもしれません。
私の時代は、もし作業レベルやその他の条件が同一の者がいたとしたら、土日に出勤するタイプの方が嫌な言い方ですが評価が高かったかも分かりません。やはり週末が引越し業者にとっては稼ぎ時なのです。その時に会社に協力的なスタッフが、経営者側にとって嬉しいことはいうまでもありません。
ただ、やはり子供の運動会や友人の結婚式など、週末に休みたい時があります。こういった時に、できる限り社員の希望をかなえてやりたいという気持ちも経営者側にはあります。自分自身がどうしても休みを取りたい時にそう言える為にも、同僚などが休みたい時に自分自身が変わりに出勤してやるという「自己申告」が出来れば、「自己申告制」は上手く機能を発揮します。
「社内免許制度」というのは、引越し業界に限らず日本では歴史が浅いです。どの会社でも魅力的なものにする為に生き物のように制度の内容が頻繁にかわります。入社時点の制度の内容に惹かれるのではなく、制度を利用してやる!くらいの意気込みが有ったほうが良いかもわかりません。
「会社選びで気をつけること」というのは難しい質問です。ただ、お気持ちは非常によく分かります。あくまでも私の意見ですが、森は転職を6回経験しました。ですから7つの会社を約15年間で経験したことになります。普通で考えたら辞めすぎですよね(笑)。でも、やっぱり今の自分があるのは過去の経験があってこそなんですよね。
しかも、その中で一番良かったのは引越し業者時代です。実際に一番長く経験しましたし、私の人間形成や人生感に一番影響を与えてくれました。ただ、私も複数の引越し業者を知っているわけではありませんし、私が在籍していた引越し業者から他の業者に転職して、転職先の引越し業者の方が良いという意見を聞いたこともたくさんあります。
これが事実です。結局最後は自分次第なのかもしれません。でも、その方が良いですよね。どの業界のどの会社の何の職種でも、自分自身がやりがいを感じて取り組んでいれば楽しくなってきます。そうすれば、次の道が見えてくる気がするんですね。森の場合はその道がたまたま転職!だったんです。迷った時はとりあえず動くようにしています。言った先で考えれば良いと。そうすると次には少し考える材料が増えますから!
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